白鳥を弾くまで

チェロを弾きながら穏やかに軽やかに暮らしたい主婦のブログ

【チェロ初心者】チェロをはじめるときに必要なもの

チェロを習いはじめてちょうど1年になります。チェロをはじめたときにそろえた物を紹介します。

チェロをはじめるときに必要なもの

 

チェロと弓とケース

f:id:cellolife:20181108164713j:plain

 

まずはチェロと弓とケースが必要です。チェロを買った経緯についてはこちらに書きました。娘のお下がりを使っています。

 

www.sizukuisi.life

 ケースは娘は高校のときはソフトケースを使っていました。ハードケースは高額ということもあり使っている人は誰もいなかったそうです。なつかしい高校時代の娘。

f:id:cellolife:20181106150855j:plain

その後、ハードケースを買ったときソフトケースを下取りしてくれないか聞いてみましたができないとのことでした。仕方なくクローゼットに眠っています。いつか使うときがあるかな?


わたしはレッスンではほとんど教室のチェロを借りているのであまり外に持ち出すことはありませんが、ハードケースのほうが衝撃からの安心感はありますね。ただすごく重いです。電車とかに乗るとじゃまになりそうなので空いた車両に乗るようにしています。

 チェロはドイツのゼムリンガー社のものです。背部の刻印がかっこよくすてきです。

f:id:cellolife:20181108145743j:plain

 弓はアルフレッド・クノールのものです。楽器を買ったときはチェロのことも弓のこともさっぱりわからなかったので、楽器屋さんのおすすめのものから選びました。
今となっては予算内でとてもよいものをすすめてくださった良心的な楽器屋さんだったとわかります。楽器、小物すべての合計から2割引にしていただきとても助かりました。

大阪心斎橋の国際楽器社さんです。

kokusaigakkisha.co.jp
その後、ハードケースもそこで買いましたし、弓の毛替えもずっとそこでお願いしています。これからもずっとお世話になる楽器屋さんです。

チェロの小物いろいろ

f:id:cellolife:20181108145859j:plain

弓のケース

 レッスンのときは弓だけ自分のを持って行きます。 

 

 
エンドピンストッパー

 

チェロはエンドピンを床にさして弾きます。家で床にさすわけにいきませんので、これにさして弾きます。

 わたしはエンドピンの先にゴムのキャップをしているのでほとんど使っていません。

ミュート

 普段は家(マンション)で練習しているので音の響きを押さえるために駒の部分につけて使います。気持ち程度ですが騒音対策になります。

 

松脂

弓の滑りをよくするために使います。娘は高校の時、松脂を落として割ってしまいました。オーブントースターで松ヤニを溶かし固め直して使っていたそうですが、わたしが習い始めたとき買い換えました。松脂はいろんなパッケージがあります。どれがどんな特徴があるのかよくわかりません。楽器屋さんがどれでもいいと言ったので適当に選んだ覚えがあります。

f:id:cellolife:20181108161817j:plain

チューナー

チェロは自分で音程をとらなければならない楽器なので必須です。いけないと思いながらチューナーとにらめっこしながら弾いています。

先生に「どうしたら音程がとれるようになりますか?」と聞くと、「手の感覚とか身体全体で覚える」と言われました。相当な練習を積まないと無理ではないでしょうか?

チェロにシールなどを貼り目印にして練習する人もいるそうですが、わたしはしていません。ひたすら手の感覚と自分の耳とチューナーにお世話になります。

 

  クロス

 チェロ本体をふくものと弦や弓の松ヤニをおとすもの、2枚を持っています。松ヤニとクロスはチェロを買ったときにサービスでいただきました。

 

 楽譜立て

 わたしはピアノに楽譜をおいて練習しているので楽譜立ては持っていません。普通はこれも必要かもしれません。 

 

 チェロスタンド

練習中仮置きするのに便利です。弓を掛けておくところもあります。かたづけるのがめんどくさくてそのまま置きっぱなしにしてしまうことも・・地震が怖いのでできるだけケースにしまいます。 

 

f:id:cellolife:20181108151210j:plain

 

f:id:cellolife:20181108151231j:plain

ドクターエルのクッション

チェロを長時間弾いていると腰が痛くなったり足がしびれることがありました。先生がいつもレッスンの時に座面が傾斜しているクッションに座っており、聞いてみるとチェロを弾くときにとてもおすすめだと聞いてよく似たクッションを探し買ってみました。

この傾斜がいいぐあいに骨盤を立たせ楽な姿勢で座れるような気がします。ただ中身は発泡スチロールの板が入っているの?という感じで、お値段が高すぎるのではないかと思います。

 

f:id:cellolife:20181108151253j:plain

楽器を習うことはお金がかかります

 ここまで書くとチェロをするのに相当なお金がかかったなと思います。 50万円ぐらいはゆうに越えてるのではないでしょうか。わたしの年収の半分ぐらいになってしまいます。それで一生の宝物と趣味が手に入るならよい買い物をしたのではないかと思います。その分、チェロを弾くことを楽しみたいし、がんばってうまくなりたいです。

楽器と弓の値段はほんとうにピンキリなので、楽器と弓の値段をある程度おさえたりすることで、とりあえずはじめることは可能だと思います。教室によってはチェロを貸し出してくれるところもありますので最初は借りながらじっくり検討できますね。


でも最初に安い楽器を買ってあとで買い換えるよりは、最初からよい楽器を買ったほうがいい気もします。これも続けるのなら・・ということになりますので最初の段階では何とも言えませんね。