京都 大原旅行
9月の末に一時帰国していた夫と京都の大原に一泊で旅行してきました。一時帰国中に旅行に行きたいねと話してはいましたが、夫はインドネシアの往復だけでも疲れそうです。なので近場の京都にしました。
大阪に住んでいるので京都には何度も行ったことがあります。大原は京都駅からさらにバスで一時間ぐらいかかり、今まで行ったことがなかったのです。温泉でのんびりしておいしいものを食べてきました。
京都 民宿大原の里
わたしが午前中仕事だったので3時ぐらいに家を出て夕方に京都につきました。京都駅そばのバス停からバスに乗り大原まで一時間ほどかかります。にぎやかな京都の中心とは違って静かな山里というのが大原の印象です。
彼岸花やコスモスが咲く道を10数分歩いて民宿大原の里に着きました。(事前に頼めば送迎もしてくれるそうです)
名物のみそ鍋をいただきました。みそ鍋のほかに自由にとれる京都のおばんざい(お総菜)が4~5品ありました。みそも、1年もの、2年もの、などいろいろ置いてありふろふき大根やごはんにのせて味見できました。部屋食はなく大広間にみんなが集まって食べます。食事の時間に館内放送が入ったのにはちょっと笑いました。
おひとり様のお客さんがたくさんおられたのにはちょっと驚きました。みなさん「京都ひとり旅」を楽しまれているのですね。
露天風呂は人生初の五右衛門風呂でした。周りが林で夜は真っ暗だったので怖くて早々に出てきました。トイレや洗面室は共用でした。最近民宿に泊まったことがなかったので新鮮ではありました。それとふとんがかなりのせんべい布団です。冬は寒そうです。
押し入れのふとんを自分でひくので敷き布団も掛け布団も重ねるといいかも。
フェイスタオルとバスタオル、浴衣、歯ブラシセットはついていましたがカミソリがありませんでしたので、夫がフロントで購入していました。
わたしたちは旅行といってもいつも驚くほどの身軽です。一泊なら服は同じ、下着ぐらいしか持って行きません。カミソリも忘れていたみたいです。
翌朝、また温泉に入り朝ごはん。純和風でおいしかったです。
民宿の向かいにある「味噌庵」でお味噌とお漬け物を購入しました。白みそアイスも食べました。バニラアイスに白みそを混ぜたような感じできなこをかけて食べます。ここでしか食べられない味でとてもおいしかったです。大原はシソの産地だそうでシソを使ったお漬け物もおすすめです。
こちらは宿泊しなくても日帰り温泉、味噌鍋などのお食事を楽しめるそうです。すぐそばに寂光院がありますので参拝の帰りに寄ってみるのもいいかもしれません。
京都大原 寂光院と三千院
民宿大原の里から寂光院へは徒歩数分です。
あいにくの小雨でしたがこれがひっそりとした尼寺に似合い、しっとりと濡れたお庭がきれいでした。心ない者に放火され全焼した過去がありますがきれいに再建されていました。
寂光院をあとにしてきれいな景色を眺めながら三千院へ。昔、京都~おおはらさんぜんいん♪という歌があり、それを歌いながら(そこしか知らない)徒歩で15~20分くらいでした。
京都 大原三千院
お庭がとてもきれいです。緑が美しい季節でしたが桜の季節や紅葉の季節も格別でしょうね。あじさい園もありました。京都の紅葉の季節は人手が半端ないので、ゆっくりと人の少ないときに参拝できて静かで美しい寺院を満喫できました。
苔の庭のあちこちにいたお地蔵様がとてもかわいらしく、気持ちがほっこりしました。
三千院の中だけでもたくさんの建物やお庭があり、十分満足できたので周辺のお寺には行きませんでした。徒歩圏に来迎院、宝泉院、勝林院、実光院など点在していますので、一日かけてじっくりまわることもできると思います。
京都駅へのバスは一時間に2本ぐらいしかありませんでしたので、時刻表を確認してからお昼ごはんにしました。
三千院門前のおのみやす 大原店
おそばを食べました。夫が食べたニシンそばです。
リーズナブルな単品から1000~2000円ぐらいの定食がありました。窓際の席で大原の美しい景色をみながら食べることもできますよ。門前にはたくさんおみやげものやさんや食堂がありました。 京都のスイーツを食べたりおみやげをじっくり選ぶことができますよ。
三千院から大原駅へは徒歩10分ぐらい。景色がきれいだし、おみやげやさんをのぞいたりで苦にならない距離です。それでもたくさん歩いたので帰りのバスの中では1時間ぐっすり寝てしまいました。
熟年夫婦の旅におすすめの静かな隠れ里・・大原
京都駅に着き伊勢丹で娘の誕生日プレゼントを買い帰途につきました。温泉、寺院めぐり・・熟年夫婦っぽい旅行でした。大原は外国人観光客も少なめですし静かな隠れ里という雰囲気ですのでしっとり落ち着いた京都を散策したい人におすすめです。
でもこれからは紅葉の季節なので人が多くなるかもしませんね。