先日のブログで書きましたが、勤め先の病院の先生から正社員にならないかという話がありました。
わたしが働いている病院はスタッフが受付2人と看護師1人の3人です。
いつも2人で勤務しているので3人でシフトをまわしています。
看護師さんが休みの時は受付のひとりが看護助手をしています。
現在週25時間ほど働いて年収120万ほどです。
正社員になるとすべてのシフトに入るので週32時間ぐらいになります。年収150万ぐらいだと保険料や年金を払うと働き損になってしまうので、年収180万ぐらいにしてくれるという話でした。
単純に考えると年収120万→180万にアップってすごい!
飛びつきたくなる話でした。
でもよくよく考えるとそう単純な話ではありませんでした。
扶養をぬけるメリット
- 年収が増える
- 年収の壁にしばられることなく副業などもできるかも?
扶養をぬけるデメリット
- 自分で健康保険、介護保険を支払う
- 自分で年金を払う
現在サラリーマンの妻であるので国民年金3号になり年金を支払っていません。職場の年金は国民年金なので、今まで払わなくてよかったものを払わなくてはいけない。もし厚生年金だったら、将来の年金額が増えるのでメリットはあった - 現在、生命保険控除やイデコの控除で所得税が0だが、所得税がかかるようになる
- 週の勤務時間が2コマほど(7~8時間)増える
- 自分の自由な時間が少なくなる
- 身体がしんどくなる?
- チェロの練習時間が少なくなる?
書き出してみるとデメリットしかないような(笑)
実際に計算してみると実際の手取りは月1万円増えるくらいでした。
社会保険や税金の重さを思い知らされますねー
夫の意見
- 職場の年金が厚生年金なら、将来もらえる年金が増えたのでメリットがあるが、国民年金なら変わらないので意味がない
- フルタイムで働いている日は、電話してもむちゃくちゃ疲れている。これ以上働いて身体は大丈夫なのか心配
- 月1万ぐらい俺が稼ぐ(実はどんなに残業しても夫の給料はこれ以上増えることはない)
娘の意見
- 無理
- モンスター患者の愚痴が増える
- 母の身体、メンタルがやられる
- そんなにうち、お金に困ってるの?
夫も娘も何より先にわたしの身体を心配してくれたのが、うれしいことでした。
でもわたしはそんなギリギリで生きてる印象があるんだなと、複雑な心境です。
結局手取りが月1万ぐらいしかあがらないなら、今のままでよいかなと思います。
先生もいつ正社員になってくれてもかまわないと言ってくれているし・・
もう1人の受付の人は40代でたくさん稼ぎたいとダブルワークまでしている人なので当然正社員になりました。
同じ仕事をして給料が違いすぎることになるので、パートのわたしの時給をあげてくれることになりました。
もともともうひとりの受付の人が先生に相談したことで、持ち上がった正社員の話でした。
わたしの給料まで便乗値上げ?してもらえてすごく感謝です。
今年は年収130万ぎりぎりになる予定です。
ヒヤシンスがずいぶん大きくなってもうすぐ花が咲きそうです**