20歳になったら国民年金
国民年金加入手続の案内
娘は10月生まれなので誕生日の1ヶ月前に国民年金加入手続の案内がきました。年金と言えば・・年をとった時にもらえる老齢基礎年金のことが頭に浮かびますが、3種類あります。
- 年をとったとき(老齢基礎年金)
- 病気やケガで障害が残ったとき(障害基礎年金)
- 家族の働き手が亡くなったとき(遺族基礎年金)
若くてもげがや病気になったときのために年金は大切です。必要な手続きを行わず保険料を未納のまま放置すると、これらの年金が受け取れなくなる場合があります。
学生の場合選択肢は二つ
- 本人、親が支払う
- 国民年金保険証学生特例申請をだし
保険料の納付を猶予してもらう - (所得によっては免除もある)
わが家は親が年金を支払います
学生特例申請の場合納付が猶予された保険料は免除ではなく後から納めなければなりません(追納)。追納しないと将来の年金額が減額されます。追納は10年以内であれば可能ですが3年度目以降は保険料に加算額が上乗せされてしまいます。
将来自分がもらう年金だから、自分でどうにかすることが本来のあり方かもしれません。でも大学を卒業した時点で年金(1ヶ月16340円×娘の場合27ヶ月ぶん)約40万円の借金を背負って社会に出ることになります。奨学金を借りている人はもっとでしょう。
大学の費用だけで年金にまで手が回らないなら話は別ですが、なんとか払ってやれる貯金があるのでわが家は子ども3人の年金を20歳からお父さんが払っています。
長男は大学院まで進学したので4年分、次男は浪人+大学院進学なので5年分です。
わが家は3人全員が国公立大学に進学したのでどうにか払っていますが、私立大だったらたぶん無理だったと思います。
親が年金を払うとその分所得控除が受けられ、税金が安くなっていたのですが、今年から夫がインドネシア駐在となったためそれはできなくなりました。ふるさと納税もできなくなったしいいことが全然ありません。
少しでもお得に払う
前納、口座振替を利用すると少しですが割引になります。クレジットカード払いもあります。払い方は一年前納、二年前納がありますがわが家は一年前納(年間192600円)です。あと2年、大学生2人の年金を払う生活が続きます。
未納が一番怖い
国民年金はもらえる年齢があがったり、もらえる金額が減ってしまうリスクはあっても全くなくなってしまう制度ではないと思います。
最大限に年金を受け取るメリットを利用できるように準備しておきたいと思います。
20歳になったら、どのような手続きが必要ですか|日本年金機構